☆シーラントって知ってますか?☆
みなさん、こんにちは!
トリートメントコーディネーターの山中です。
6月4日から10日まで「歯と口の健康週間」ですね。
今日はお子様の奥歯が生えてきた頃にむし歯予防としておすすめな「シーラント」という予防処置についてお話ししたいと思います。
奥歯の噛む面にある溝は汚れが溜まりやすくてむし歯になりやすいところです。
その溝にプラスチックを埋めて汚れが溜まりにくい形に変えてあげます。
シーラントを行う前に
まずは歯の溝に残っているプラークなどの汚れを落とすことから始めます。
汚れが取れてキレイになったら、シーラントが歯に付着しやすいようにお薬を塗ってからシーラントを溝に流し込んでいきます。
このとき、水分が残ったままだったり、唾液が入ってしまうとせっかく埋めたシーラントが取れやすくなってしまうため、水分を飛ばしたり、唾液が入らなくなる作業が必要となります。
そのため、シーラントの処置の際にはお子様にも大きなお口を開けて頑張ってもらっています。
シーラントは光で固まる材料で出来ているため、シーラントを塗った後は照射器を歯に当てて固めていきます。
シーラントは歯を削ることなく、プラスチックで埋めてむし歯を予防することが出来るのですが、その「シーラント」には歯を強くして、むし歯から守る「フッ素」も入っているため、簡単な処置ですが、むし歯予防に最適です。
むし歯から守る為にシーラントはとてもおすすめですが、シーラントをすればむし歯にならないという訳ではありませんので、歯みがきはしっかりとしてもらいたいです。
そして、噛み合わせや歯ぎしりなどで外れてしまうことがありますので、定期検診でのチェックも必要となります。
お子様の歯をむし歯から守ること。
仕上げ磨きはもちろん、歯医者さんでの定期検診、予防処置のシーラントどれも大切ですね。
2021年6月8日 (火)
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