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食事のむせが心配な家族へ!誤嚥性肺炎を防ぐ簡単自宅ケアと訪問歯科

2026年7月19日 (日)

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食事のむせが心配な家族へ!誤嚥性肺炎を防ぐ簡単自宅ケアと訪問歯科

食事中のむせが気になり始めたご家族へ

ご家族が食事中にむせる、硬いおかずを避けるようになった——そんな変化に、不安を覚えていませんか。噛む力の衰えは、誤嚥性肺炎のリスクにつながることがあるとされています1。この記事では、その仕組みから、自宅で無理なく続けられるお口のケア、通院がむずかしい場合の訪問歯科までをご紹介します。

この記事の要点まとめ

  • 噛む力の低下は唾液減少や誤嚥につながる可能性があり、お口の機能に目を向けることが予防の第一歩です。
  • 自宅でのセルフチェックや体操、食事の工夫、入れ歯の適切な調整が日々のケアに役立ちます。
  • 通院が難しい場合は訪問歯科という選択肢があり、地域と連携したサポート体制が整えられています。

なぜ「噛む力」が衰えると誤嚥性肺炎のリスクが高まるのか?

なぜ「噛む力」が衰えると誤嚥性肺炎のリスクが高まるのか?

食事中のむせが増えてきたとき、その背景にはお口の機能全体の変化が隠れていることがあります。まずは、噛む力と飲み込む力のつながり、そして唾液が担う役割を整理してみましょう1

誤嚥性肺炎が起こるメカニズムと「噛む力・飲み込む力」の連動性

食べ物を口に入れると、まず歯で噛み砕き、唾液と混ぜて飲み込みやすいかたまり(食塊)にします。この「噛む力(咀嚼機能)」が弱まると、食べ物が細かくならず、うまく飲み込みにくくなります。その結果、本来は食道へ送られるはずの食べ物や唾液が、誤って気管へ入り込みやすくなることがあります。これが「誤嚥」です1

噛む力と飲み込む力(嚥下機能)は密接に連動しており、どちらか一方の変化がもう一方に影響することがあります。 気管に入った食べ物に細菌が含まれていると、肺で炎症を起こし、誤嚥性肺炎につながる可能性が指摘されています12

噛むことで分泌される「唾液」の働きと予防への関わり

よく噛むことには、もう一つ見逃せない働きがあります。それが唾液の分泌を促すことです。唾液には、食べ物を飲み込みやすくするだけでなく、お口の中を洗い流す自浄作用や、細菌の増殖を抑える働きがあるとされています1

噛む回数が減って唾液の量が少なくなると、お口の中は細菌が繁殖しやすい環境になりやすいと考えられます。この状態で誤嚥が起きれば、細菌とともに気管へ入り込むリスクが高まる可能性が指摘されています2。裏を返せば、しっかり噛んで唾液を分泌させることは、毎日の食事の中でできる予防への第一歩といえます。むせが気になり始めた今こそ、お口全体の機能に目を向けてみてください。

自宅で手軽にできる!噛む力を維持するセルフチェックと簡単トレーニング

お口の機能低下は「オーラルフレイル」と呼ばれ、早い段階で気づいて対応することが望まれます1。ここでは、ご家族と一緒に自宅で取り組める確認方法とケアをご紹介します。

まずは確認!おうちでできる噛む力・お口の機能の簡易セルフチェック

次のような変化がないか、日々の食事の様子から確かめてみましょう。

  • 以前より食事に時間がかかるようになった
  • お茶や汁物を飲むときにむせることが増えた
  • 硬いものを避け、柔らかいものばかり選ぶようになった
  • 食べこぼしや口の乾きが目立つようになった

複数当てはまる場合は、お口の機能が少しずつ変化しているサインかもしれません1。気になるときは、歯科医院への相談を検討してみてください。

お口と舌を動かす「かみかみゴクゴク体操」と早口言葉リハビリ

毎日続けやすいのが、お口周りを動かす簡単な体操です。頬を上下・左右にふくらませたり、のどぼとけを上げてゴクンと飲み込む動きを数秒キープしたり。こうした運動は、飲み込む力の維持に役立つとされています1

さらに「かえるぴょこぴょこ」などの早口言葉は、舌や口周りの筋肉を楽しく動かせるリハビリになります。ご家族と笑いながら一緒に取り組むと、無理なく習慣にしやすくなります。

噛む力をサポートする食事メニューと調理の工夫(食材の切り方・硬さ調整)

柔らかいものばかりにすると、かえって噛む刺激が減ってしまうこともあります。大切なのは「安全に配慮しつつ、適度な噛みごたえを残す」工夫です。

  • 繊維を断つように直角に切る(肉や野菜が噛み切りやすくなる)
  • 隠し包丁を入れて硬い食材をやわらげる
  • とろみをつけて飲み込みやすくする

こうした一手間で、噛む楽しみと安全性の両立を目指せます1

意外な盲点?合わない入れ歯(義歯)が誤嚥性肺炎を招く理由

意外な盲点?合わない入れ歯(義歯)が誤嚥性肺炎を招く理由

お口のケアを考えるうえで、見落とされがちなのが入れ歯の状態です。合わない入れ歯は、噛む力だけでなくお口全体の環境にも影響を及ぼすことがあります。

合わない入れ歯がもたらす噛む力の低下と口腔環境の変化

長く使ううちに、歯ぐきの形は少しずつ変わっていきます。すると入れ歯が合わなくなり、噛む力が低下することがあります。うまく噛めなくなると硬いものを避けるようになり、食事の内容も偏りがちです1

それだけではありません。合わない入れ歯は粘膜を傷つけたり、すき間に食べかすが溜まって細菌が繁殖しやすくなったりすることも指摘されています3。お口の中の細菌が増えると、誤嚥時の肺炎リスクにも関わってくるため、定期的な調整が大切です。

舌苔(ぜったい)ケアと入れ歯の適切なメインテナンス

もう一つ気をつけたいのが、舌の表面につく白い汚れ「舌苔(ぜったい)」です。舌苔は細菌の温床になりやすいため、専用の舌ブラシでやさしく奥から手前へ清掃することがすすめられます1

入れ歯も毎日のお手入れが欠かせません。食後は外して洗い、就寝時は洗浄剤につけて清潔に保ちましょう。当院には院内に歯科技工士が在籍しており、急な調整・修理等にも対応できる体制を整えています。噛みにくさや違和感を感じたら、どうぞ早めにご相談ください3

通院の負担を解消する「訪問歯科」の活用と長浦マリン歯科のサポート

「歯科医院に連れて行きたいけれど、足腰が弱く通院がむずかしい」——そんなご家族の負担をやわらげる選択肢が、訪問歯科診療です2

介護負担を軽減!自宅で受けられる訪問歯科診療のメリットと治療内容

訪問歯科診療とは、歯科医師や歯科衛生士がご自宅までお伺いし、お口のケアや治療を行う仕組みです。通院の介助が不要になるため、ご本人にもご家族にも体力的・時間的な負担がかかりにくいのが大きな利点です2

自宅にいながら、専用機材を用いた口腔ケア、入れ歯の調整、摂食嚥下(飲み込み)のリハビリなど、幅広い対応が可能です。「通院を嫌がって説得に苦労する」という状況でも、住み慣れた環境なら気持ちの負担もやわらぎやすいでしょう。

袖ケ浦・木更津エリアでの在宅ケアを支える長浦マリン歯科の訪問診療

当院では、在宅で療養されている患者様のご自宅へ訪問車でお伺いし、丁寧な口腔ケアや診療を行っています。当院は在宅療養支援歯科診療所として、地域の病院や介護支援事業者と連携した体制を整えています。 緊急時に備えた医療機関との連携も確保しています。

院長は介護支援専門員(ケアマネジャー)や袖ケ浦市の介護認定審査会委員も務め、介護の視点も踏まえたサポートを心がけています。掲げているのは「何かある前にご来院いただきたい」という、予防を大切にする姿勢です。むせや噛みにくさが気になり始めた今こそ、袖ケ浦・木更津エリアで在宅ケアをお考えのご家族は、どうぞお気軽にご相談ください2

よくある質問

Q. 誤嚥性肺炎を防ぐにはどうしたらいいですか?

A. 毎日のお口の清潔を保つこと、しっかり噛んで唾液の分泌を促すこと、飲み込む力を維持する体操を続けること。この3つが基本になります1。あわせて、入れ歯が合っているかの確認や、定期的な歯科でのチェックも役立ちます。

Q. 誤嚥にならない喉の鍛え方はありますか?

A. のどぼとけを上げて数秒キープする運動や、頬をふくらませる体操、早口言葉などが飲み込む力の維持に役立つとされています1。無理のない範囲で、毎日少しずつ続けることが大切です。

Q. 家族が誤嚥性肺炎になりかけているサインはありますか?

A. 食事中のむせが増える、食後に声がかすれる、微熱や食欲低下が続くといった変化が見られることがあります2。気になる症状が続く場合は、早めに医療機関へご相談ください。

Q. 通院がむずかしい場合はどうすればよいですか?

A. 訪問歯科診療という選択肢があります。歯科医師や歯科衛生士がご自宅へ伺い、口腔ケアや入れ歯の調整、嚥下リハビリなどに対応します2。まずはお電話でご相談ください。

Q. 舌の汚れ(舌苔)は取ったほうがよいですか?

A. 舌苔は細菌の温床になりやすいため、専用の舌ブラシでやさしく清掃することがすすめられます1。強くこすりすぎないよう注意しましょう。

参考文献

1. 厚生労働省「健康づくりサポートネット(疾病・健康に関する情報)」 https://kennet.mhlw.go.jp/information/

2. 厚生労働省(政策・健康情報の入口) https://www.mhlw.go.jp/

3. 日本齲蝕学会 https://www.jacd.jp/

山中 太郎

歯科医師


長浦マリン歯科

院長

山中 太郎

▶ 監修者プロフィール

経歴
【経歴・資格】
東京医科歯科大学 学術研修会(ホワイトニング)修了
AQBインプラント研修会 修了
Paragonインプラント CERTIFICATE OF COMPLETION 取得
Straumann インプラント CERTIFICATE 取得
袖ケ浦市保険医
Mint-Seminar Scalling.Root-Plaining Techniques Course.修了
GC Dentist.SRP Course Certificate of Completion 取得
東京医科歯科大学 学術研修会(小児歯科)修了
千葉県歯科医師会 学校歯科医 研修会修了
介護認定審査会委員研修会修了
君津木更津歯科医師会 学校歯科保健委員会委員
日本歯科医師会認定産業歯科医
介護支援専門員
厚生労働省認定 歯科医師臨床研修指導医
WORLDWIDE ORTHODONTIC BRAINS get up course certificate
千葉県歯科医学会 認定歯科医
千葉県歯科医師会認定 口腔がん検診医
certificate of completion license for SMILE TRU
Invisalign Certificate of Attendance 2022
Invisalign Certificate of Attendance 2026
研鑽会マイクロスコープコース 修了
Straumann Basic Implantology 修了
ハーバード大学 Multidisciplinary Approaches In Advanced Dentistry コース修了
第6期松岡塾修了
インビザライン2022 PLATINUM Status
インビザライン2023 PLATINUM Status
インビザライン2024 PLATINUM Status
インビザライン2025 PLATINUM Elite Status
インプラントテクニック研修会修了
日本歯科医師会生涯研修事業修了
マイクロ・形成・IOSハンズオンセミナー終了
資格・所属学会
【所属学会・スタディグループ】
日本外傷歯学会 認定医
日本歯科審美学会会員
日本歯周病学会会員
日本小児歯科学会会員
日本スポーツ歯科医学会会員
上総スタディーグループ会員
千葉県歯科医学会 認定歯科医
日本学校歯科医会会員
袖ケ浦市 介護認定審査会委員
Make a line(インビザライン)会員
【学校医・嘱託医】
キッズガーデンひまわり 嘱託医
まなびの森保育園長浦 嘱託医
暁星国際学園小学校 校医
袖ケ浦市立 長浦小学校 校医
袖ケ浦市立 長浦中学校 校医
千葉県立 袖ケ浦高等学校 校医

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